早稲田第二戦

世間の人が飽きたのかなんなのか、お客さんはいつも通りの入りだった。
今日は第二試合三塁側なので日がかげってくると涼しくていい感じだった。昨日のように楽器を組み立てようとして火傷しかけることもなかったし。
昨日に続いて負けてしまったけど、一矢は報いたのがよかった。投手も頑張ってたし。主将が強肩を見せて、走者をさしたときは本当にうれしかった。コールでフェンスまで走りまくっていたら息が切れて吹けなくなって、『一年の頃は平気だったのに...』と年を感じた。
本郷に帰ってからは仕事しまくっていた。色々連絡とかポスター作成とか。ポスターを作るのにイラストレータフォトショップが必要不可欠なので、はしごを登ってさらに窓から部室に侵入した。スーツで。『はじらい?... --それはあの夏に置いて来た』というTシャツを同期で作ってよろこんで着ていたのははるか二年前のことであったなあとなぜか思い出した。とほほ。
ポスター作成は部室のマシンで当然やることになるのだが、非常に非常に非常にスペックが低いので、ほとんどは待ち時間で、これを仕事にしているひとが強力なマシンを欲しがるのも分かると言うものである。印刷してから電話番号のところにとじかっこをつけるのを忘れていたことに気がついたので、ボールペンで書き足した。われながらほれぼれするようなカモフラージュであった。